すき焼きに最適な馬肉の部位とは?

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▼部位によって味の楽しみが変わってきます!

豚や牛肉と同様で、馬肉にもすき焼きに向いている部位というのがあり、反対に向かない部位というのもあります。

美味しく味わっていただくためにも、これからご紹介していきます。それぞれの部位で食べ味の違いを楽しむのも良いですね。

【バラオビ】
 脂がのっていて、柔らかい人気のある高級部位になります。
【肩ロース】
 赤身と脂のバランスがよく、弾力もあり、さっぱりといただけます。
【リブロース】
 肉のキメが細かく、柔らかく、さっぱりといただけます。
【ブリスケ(ダキ)】
 サシが多く入っていますが、淡白な肉質になっています。

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▼焼肉だとまた違った部位がオススメ!

馬肉はお刺身でも美味しくいただけますが、焼いても絶品!焼肉にオススメな部位をご紹介していきます!
【肩ロース】
 赤身と脂のバランスがよく、弾力もあり、さっぱりといただけます。
【バラオビ】
 バラの中でも脂ののりがよく、柔らかい商品です。
【肩バラ】
霜降りになる部位。脂と赤身のバランスのとれた最高級で上品な味わいで、脂のジューシーさを楽しめます。
【ヒモ】
骨と骨の間のアバラ肉で、独特の歯ごたえが楽しめ、噛めば噛むほど甘味と肉汁が口の中に広がります。

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▼すき焼きに卵をつけるのはなぜ?

普段、当たり前のようにすき焼きには「生卵!!!」と、なっていますが、なぜ、生卵をつけるようになったのか、気になったので調べてみました。

直接食べると熱いので、卵に付けて冷ましてから食べる!これをよく思っている方が多いですが、実は間違い!!
有力な二つの説をご紹介します!

①卵に付けて食べることが当時では”通”だった!

卵に付けて食べられるようになったのは江戸時代後半。すき焼きという食べ物はまだ存在していませんでしたが、鴨鍋やどじょう鍋などが一般的に食されており、味付けはすきやきと同じたったみたいです。

最後に卵をかけて卵とじにして食べるのが普通の食べ方だったのが、江戸っ子は気が早かったので、卵を蒸している時間はもったいない!ということで卵を付けて食べ始める方が出はじめ、それから、卵に付けて食べるというのが”通”といわれるようになりました。

 明治時代になってから、牛肉を入れた「すき焼き」が一般化され、この”通”の食べ方が広まり定着したといわれています。

徳川家康 

②「卵を付けて食べるのは美味しさをアップさせる為!?」

 すき焼きに生卵を付けるのはすき焼きの歴史にあるといいます。徳川家康は武術能力の維持に鷹狩りを推奨しました。

 歴代将軍は鷹でキジや鴨を獲って、獲った獲物をその場で捌き食事をしていました。

 ところが徳川綱吉の時代に生類憐みの令が発令され、鷹狩りは廃止されました。仕事にあぶれた鷹匠は市中に出て、焼き鳥や鴨鍋や、軍鶏鍋といった料理を江戸に広めました。

 脂の少ない軍鶏を食べるのに、味に深みを出すための軍鶏の卵で食べられるようになりました。そして明治時代に牛肉のすき焼きが生まれ、軍鶏鍋の名残で卵は残ったといわれています。

 また、当時の人は牛肉を食べなれていなかったので、牛肉の臭みを消す効果もあったそうです。

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