スジ肉、ほほ肉などで広がる馬肉の温菜
▼温菜で馬肉を使えば新感覚メニューに!
温菜では、馬肉のひき肉やスジ肉を活用できる料理が多いので原価的に有利です。
一方で、馬刺し用の馬肉を使えば、レアの美味しさを魅力にした温菜も開発できます。
馬肉を使って何を作れば良いのか…と、難しく考える必要は無く、牛肉や豚肉を使って作るレシピと大きな違いはありません。
「馬肉のポトフ」「馬肉の肉じゃが」「馬肉のメンチカツ」「馬肉のハンバーグ」…。などといった商品名を店で見たら、定番料理が違った印象になるのではないでしょうか?料理によって馬肉特有の風味を生かす工夫などをして試していただきたいです。
▼スジ肉を活用した料理
馬肉はメンチカツから唐揚げなどの揚げ物にも応用が可能ですが、今回はスジ肉とほほ肉の使ったメニューをご紹介します!。
▼だしの旨味がたまらない!馬スジ煮込み
鍋で2時間、馬のスジ肉をしっかり煮込み、他の具材は大根、人参、ゴボウ、コンニャクなど。
味付けは酒や醤油、みりん、生姜汁で。煮込みには味噌を用いることが多いですが、今回は使わずスジ肉ならではの旨みがより感じられる味付けにしています。
具材を煮込んだ後、一晩置くとスジ肉のだしが野菜にもしっかりと染み込んでいます。ぜひお試しあれ!
▼濃厚な味わいがクセなる!馬ビンタのどて煮
コクのある甘辛い味噌味の”どて煮”に、馬のホホ肉を使ったメニューです。
ホホ肉は割下(調味した煮汁)に一晩漬けた後、片栗粉をつけて油で揚げてから、コンニャクなどの具材と一緒に煮込みます。
一度揚げてから煮込むことで、ホホ肉を柔らかく仕上げています。味付けの味噌には、赤味噌を使用し、醤油やみりん、ザラメも加えると濃厚な味わいになります。
温泉玉子をくずしながら味わってもらうをどて煮の濃厚な味わいと、マイルドな温泉玉子がマッチします。