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実はほとんど流通しない「熊本県産」の馬刺し。年間生産数は数百頭だけ!?

2016/01/07

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▼熊本名物の馬刺し、ほとんどが「熊本県産」ではない

 熊本名物で知られる馬刺しですが、実は「熊本産」と表示できる熊本生まれの馬は年間に200頭もいません。

 需要が多いため、カナダからの輸入馬と北海道のばんえい競馬から流れてきた馬を熊本で一定期間飼育後、「熊本の馬刺し」「熊本直送」との表示で区別して販売してきました。
 (JAS法で違法ではありません)2006年度に熊本県で食肉処理された馬は7870頭で、このうち7割はカナダからの輸入馬です。

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▼国産?輸入?表示をしっかりと見てほしい!

 2008年に熊本県内の食肉卸売業者が仕入れたカナダ産を熊本産と違法表示して販売していたという事件がありました。

 それまでは三ヶ月ルールという国内で3ヶ月間飼育したら原産国は日本になるというルールがありましたが、平成16年のJAS法改正で「最も飼養期間の長い場所を原産地として表示すること」になりました。

 純粋に熊本で生まれ育った馬を「熊本産馬刺し」、県外から来て熊本県で4ヶ月以上肥育した馬は「熊本馬刺し」と表示分けしたうえで、「原産地カナダ」「肥育地熊本県」などと記したりもしています。

 ただ、いえるのは、カナダ産だからといって安全ではないとか味の鮮度が落ちるなどといったことは無く、業者の方が高い技術力をもって肥育して管理を行っていることには違いありません。

 今後も馬刺しを美味しく味わっていただきたいです。

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