馬刺しの安全性

冷凍の馬刺ししか流通しないその理由とは?

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▼馬刺しの流通は冷凍のみなの?

 厚生労働省は、食中毒対策として流通過程で馬刺しを冷凍処理するよう全国に通知しました。

 馬は体温が約40度と動物の中では高いため、寄生虫が少なく、馬刺しは安全な食品とされてきました。

 ただ、まれに軽い食中毒が発生することがあり、最近になって「ザルコシスティス・フェアリー」という寄生虫が原因とわかりました。

 万全の体制をとり、馬刺しの流通は冷凍のみとなっています。

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▼本場の熊本でも戸惑いが広がり、生産量が減少

 農林水産省の食肉流通統計によると、熊本県の馬肉(枝肉)生産量は、流通過程で冷凍処理するように通知が出された2011年6月は前年同月に比べ30.5%も落ち込みました。

 その後も回復せず、需要期の7.8月も前年比25%以上のマイナスが続いていました。

 一度1996年に病原性大腸菌O157が全国に広がった際にあおりをかけて生産量が激減していて、生産量日本一の熊本ですが、毎年生産量は減少傾向にあります。

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▼馬肉の消費が持ち直している?

 減り続けてきた馬肉の消費が、日本一の産地・熊本では9年ぶりに生産量が増加に転じました。

 全国の馬肉の生産量の4割を占める熊本県の処理頭数は2004年度の8523頭をピークに減り続けました。12年度は5千頭を割り込みましたが、13年度は6018頭と前年度より2割以上増え、9年ぶりの増加となりました。肉より割高な「高級品」なだけに、景気回復の追い風を強く受けています。

 3年前の牛ユッケによる集団食中毒事件の逆風も、安全対策の強化で乗り越えてきました。

 ゆるキャラ「くまモン」の人気で知名度が上がり、熊本を訪れる観光客が増えているようで、もっともっと多くの人に馬刺しの魅力をしってもらいたいですね。

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