世界の馬肉料理、日本だけじゃない馬肉を食べる文化

2015/12/28

モンゴル

▼韓国の馬肉文化とは?

 1276年の元の皇帝フビライが済州を占領した頃から、済州で馬が本格的に飼育され始めました。

 当時、モンゴルの遊牧民たちが蒙古馬(モンゴル原産の家畜の馬の品種)を船に乗せて済州にやってきて、放牧実験を行ないました。そして、馬の繁殖が大成功を収めるとモンゴル所属の国立牧場を大々的に造成し、軍事用の馬が飼育されました。

 元々、馬肉を食べる文化がなかった済州庶民でしたが、モンゴルでは大きな行事には馬肉を馬の頭を供する風習があり、最初は抵抗があったものの、モンゴル人と共に暮すうちに馬肉を食べる食文化ができていきました。

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▼韓国ならではの馬肉料理

 韓国の中で馬肉文化のある地域が韓国最南端に位置する済州島(チェジュ島)です。

 同地の馬肉料理店で提供されていたメニューは、生食から焼き物、煮物まで多彩にあります。韓国らしくユッケに馬肉が使われたり、馬肉のサーロインステーキをサムギョプサル風に提供する店や、馬スジの煮込みなど様々な料理に馬肉が使われています。

 済州島には50~60店もの馬肉料理店があり、健康に敏感な韓国人には「新顔の済州グルメ」として馬肉料理が大人気です。

イタリア

▼イタリアの馬肉文化とは

 イタリアにおいて馬は戦争時の主な移動手段として重宝されていました。

 ですが、いざ戦争が終わると馬の処理に困り、食用とするしかなかったのが、馬肉を食べる文化が根付いていった由来とされています。

 現在イタリアにおいて馬肉というのは、比較的身近なお肉料理の一種で、様々な地域においてよく食べられます。

パニーノ

▼イタリアの馬肉料理

 イタリアは、ご存知の方も多いと思いますがワインの生産量では世界第二位(2015年)、消費量においても世界第三位(2013年)を誇っています。なのでワインとの相性がいい馬肉料理がたくさんあります。

 馬肉を赤ワインで煮込んだ料理や、生の馬肉をパンに挟み、マヨネーズやケチャップで味付けをする「パニーノ」などがあります。

 赤ワインを片手に馬肉料理を食べるのが粋な食べ方としている地域もあるみたいです。ぜひ、馬肉料理と一緒に赤ワインを飲んでみてはいかがでしょうか?

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